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Go言語で働かナイト! Forkwellキャリア談義レポート:はてな × エウレカ × 白ヤギコーポレーション

Go言語で開発をしている3社が登壇し、開発事例や「Go言語のような新しい技術が使える企業に転職したいけど、どうすればいいの?」への回答、採用したい人物像まで、熱くディスカッション! イベントの様子をレポートします。

2015年4月9日、「Go言語で働かナイト! Forkwellキャリア談義 #3」を開催しました。Go言語での開発を行っている株式会社エウレカ、株式会社はてな、株式会社白ヤギコーポレーションの3社が登壇し、それぞれ10分間のミニプレゼンの後、株式会社Gunosyの横道 晃司氏をモデレータに迎え、3社によるパネルディスカッションが行われました。

3社はGoをどう使っているのか?


エウレカ エンジニア・マネージャー 金子氏

最初のミニプレゼンに登壇したのが株式会社エウレカの金子慎太郎氏。エウレカ社は、Forkwell Jobsの採用成功インタビューにも登場しており、恋愛・結婚マッチングサービス「pairs」、カップル専用アプリ「Couples」を提供。

同社では、pairsのサーバサイドのフルスクラッチ開発にGoを採用しています。

金子氏:初めてGoを業務で使う中でプロジェクト開始当初に困ったのは、開発やテスト、デバッグのためのフレームワークに標準がないこと。そこで、担当者が良さそうなライブラリをピックアップし、実績、パフォーマンス、メンテナンス状況を比較して選定しました。

開発中盤になると、設計とパッケージング構造やコンテキストの扱い、処理に整合性を保つための課題が発生し、これらの課題については、実装した結果をメンバーでレビューして良ければ採用、悪ければ改善というように進めるようにすることで解決しました。

また、毎朝スタンドアップミーティングで課題を共有するなど、チームで解決する仕組みができました。

今の段階では、大規模サービスの開発にもGoが使えると確信しており、Goを採用してよかったと感じています。

これからGoを始める人に向けて、Goは文法や設計がシンプルなので、基礎的なエンジニアリングの知識があればすぐに覚えられ、まずは簡単なツールを作るところからスタートするといいと思います。


白ヤギコーポレーション 代表取締役CEO シバタ氏

続いて、人工知能型キュレーションアプリ「カメリオ」を提供する株式会社白ヤギコーポレーションのシバタアキラ氏が登壇。

シバタ氏:カメリオでは、ユーザー行動に基づくレコメンデーション、タグ付け型キュレーションなどの機能を提供するカメリオAPIがあり、このAPIをGoで開発しています。

Goを採用したきっかけは、当社が開催している最先端情報吸収研究所(AIAL)の勉強会にGoの先駆者でもあるGunosyの松本勇気氏を招いたこと。この勉強会でGoの可能性を知りカメリオAPIの開発にGoを採用しました。


はてな チーフエンジニア 松木氏

そして最後のミニセッションは株式会社はてなの松木雅幸氏。はてなでは、サーバー管理・監視ツールの「Mackerel(マカレル)」の開発にGoを採用しています。

松木氏:このMackerelはもともと社内用のサーバー管理ツールとして使われていたものをSaaSとしてリニューアルしたもので、監視対象のサーバーにエージェントをセットアップすることでサーバの使用状況を監視し、異常発生時にアラートを通知することができます。

Goを使っているのはエージェント部分で、これはオープンソースとして公開していて、毎分、複数の監視項目チェックを並列実行して情報をHTTP投稿するために、複数のGoroutineを連携させています。

Goの良さを感じるのは、処理速度が早く、可読性の高いコードが書けることですね。

また、コンパイルが速いので、LLのような書いてテストして実装してのリズムで開発できるのが気持ちがいいです。

Goの最前線で戦うエンジニアが熱い議論を交わしたパネルディスカッション!

後半では、Gunosyの横道氏をモデレータとして、パネルディスカッションを行いました。横道氏もGunosyでGoを使った開発を行っています。

横道氏:最初に、Goを業務で使う上でのメリットについてお話ください。

シバタ氏:新しい技術を使うことがまずエンジニアとして楽しいし、簡単に習得できるところがいいですよね。

横道氏:そうですね、Goは学習コストが少なくすぐに使えるようになりますね。グノシーでも、Goエンジニア以外も基本的にGoが書けるようになってきて、社員全員の標準言語になりつつあります。

金子氏:副産物的なメリットとして、型やメモリをあまり意識しないでコードを書いていたスクリプト言語のエンジニアたちが、Goを使い始めてから型の知識が得られてチームのスキルの底上げができたなと感じています。

松木氏:書いていて気持よく、ひどいコードになりにくいバランスのよい言語ですよね。長くメンテナンスできるコードになると思います。ただし、基本的なエンジニアリングの知識がないと書けない言語だとは思います。

横道氏:ところでGoを書くとき、みなさんはエディターを何を使っていますか。

シバタ氏・金子氏・松木氏:Vimです。

横道氏:Goはどのエディタでも書けるところがいいという話をしたくてふったのですが、みなさんVimとは(笑)。Goは複数人の開発で環境が違ってもビルドできるのがいいですよね。逆に課題はありますか?

シバタ氏:Pythonの場合は守備範囲が広く、一つの言語で機械学習からAPIによる通信部分まで幅広く実装することができます。現在ロジック部分が単純なサービスに関してはGoによるAPI化を進めていますが、もっと複雑なことをしたくなった時に社内の他のプログラムとどのように接続するのかは問題になりそうです。

また、ライブラリーとの依存関係をうまく管理することが難しいため、デプロイをどのように行うかは、チームでも議論しています。

横道氏:日本語のドキュメントが少ないので、どうやってデプロイするか、構成するかという情報が探しにくいので、実運用に持っていけない会社は多いのかなと思います。

金子氏:中国の開発が盛んなのかなと思います。wikiを見ていても中国語のほうが英語よりも先にあったり。

最近困ったのは、メンバーごとにPCの開発環境が異なるため、ライブラリのバグが発生した場合の解消でうまくいかなかったことです。外部ライブラリの依存マネージャーをつかっていますが、非公式なので、デファクトスタンダートとなるようなものが欲しいです。

松木氏:日本のユーザーコミュニティがまだ未成熟なのも課題ですよね。Go言語本体の開発がGoogle主導な部分もありますが、今後、コミュニティの方から言語機能などに対してもっと働きかけられるようになっていくと良いかなと思います。

また、コミュニティの方からデファクトになるようなライブラリがたくさん出てくると良いですね。コミュニティが成熟してくれば、仕事で使えるのかという不安も消えると思います。

モバイル対応に超期待!モバイルにも使えるようになったら一気に普及しそう

横道氏:次に、Goはこの先どんな使われ方をしていくのか、ということですが。私はGo Mobileが実用段階で使えるようになってくると思います。

松木氏:Androidでは動くようになりそうですよね。

Goはマイクロサービス化のための言語でもあるので、あえて大きなものが作れないところがあると思いますが、サービスを分割してやりとりすることで、大きなものが作れると思います。マイクロサービスを推し進めていく言語になりそうですね。

金子氏:エウレカでは、サーバーサイドだけでなく、フロントもGoで進めているのですが、一般的にはAPIはGo、WebアプリはRailsなどといった使われ方が多くなるのでは。

自分はネイティブアプリエンジニアでもあるので、モバイルは注目していて、今年中に実用できるレベルでリリースされそうですし、iOSも同時に開発できるようになったらすごいですよね。

シバタ氏:Goは処理が早いし対応OSが広いので広がりそうですね。IoTの分野でも、書きやすいしコンパイルも早いので開発スピードが上がりそうです。データ収集センサーなど通信を前提にしたものにマッチするので、デバイスとAPIサーバーの両端で使われていきそうです。

採用したい人物像は?

横道氏:次に今後どんな人材を採用したいかということについて。まず、グノシーでは僕の考え方ではありますが、話した時に直感で一緒に働きたいと思うかが重要だと思います。

優秀な人が来ても、その人のやりたいことがグノシーでできるか微妙だったら断ることもありますし、技術はなくても一緒に学んでグノシーを作っていきたいというような人と一緒に働きたいですね。

金子氏:弊社も同じで、エウレカのカルチャーとマッチするかを重視しています。エウレカのサービスや事業を成長させることやオンラインデーティングサービスにおける文化の形成を楽しみに感じてくれる人でないと、お互いにマイナスになるので、面談で人柄や考え方を聞いています。あとは個人で開発できる基本的な力も見ています。

シバタ氏:採用においては、できるだけ会社の求めているものや社内にいる人がどういう人なのか、さらけ出した時の方がいい候補者に出会えるという感覚があります。Goでしか開発したくない、とか、弊社の「深く知ることで生きることを豊かに」のビジョンに共感するなど、できるだけ具体的に価値観を出していくようにしています。

松木氏:はてなのミッションに共感しているかということ、Webを舞台にして自分の力が出せる人ですね。はてなでは、作って捨てるのではなく、長く動くシステムを運用しているので、運用しながら改善するということをやりたい人も大歓迎です。

エンジニアとしてのキャリア形成

横道氏:そして最後に自分がエンジニアとしてどんなキャリアを歩んでいきたいかというテーマです。僕自身は、オープンソースに貢献しながら仕事にも使っていけるようなエンジニアになりたいですね。

金子氏:できないことをできるようにしていきたいですね。前例がないものに対してできないということがありますが、自分が前例になって変えていきたいです。

実は僕自身がエウレカに入って2年半ですが、入社当時はWeb未経験でPHPから覚えました。その2ヶ月後iOSを担当するようになり、さらに10ヶ月後にAndroidに。そして今はスクラッチでGoを書いています。

それまでは社内には横断的にできるエンジニアはいませんでしたが、結果として自分が全部できるようになっていて、新しく入った人から目指してもらえる立場になりましたので、これからも自分のキャリアとして築きあげたいです。

シバタ氏:自分がすでにエンジニアではなくなりつつありますが、エンジニアの働く環境を作っていきたいですね。AmazonでAWSがどういう経緯でできたのかは知りませんが、内部で使っていたものがいつの間にかすごいものになって、外にも売れるようになった、というような環境を作っていきたいです。

松木氏:プログラマー35歳定年説なんてありますが、自分はコードを書き続けたいし、その先の未来はあると思います。コードを書き続けるエンジニアが評価されて給与も上がって、生き残っていけるような先鞭になっていけたらと思います。

4社ともエンジニアを募集中!アピールタイム!

横道氏:では最後に各社のPRをどうぞ。

松木氏:入社して半年ですが、はてなは開発に集中できる環境が整っていますし、エンジニアのアイデアで企画が決まってサービスが出せるので、自分が使いたいサービスを作って長く運用するというチャレンジができます。昨年社長が変わって業績も伸びていますし、ぜひ興味があればご応募ください。

金子氏:多くのユーザーに使ってもらえるサービスを自分たちの手で成長させたいエンジニアの方、エウレカでは新しい技術もいち早く導入しているので、エンジニアリングもサービスの成長の両方を経験することができます。外部の勉強会やOSSへの活動も活発なエンジニアもいます。エウレカのオフィスはおしゃれなので、まずはオフィスの見学からどうぞ。

シバタ氏:エンジニアも経営に関わっていける、会社を作っていけるところにおもしろみがあります。技術的な強みを深めたいという方には最適です。まずは勉強会などから参加してもらえればと思います。

横道氏:グノシーではエンジニアからも改善施策をだしてもらうということをやっています。エンジニアのレベルが高くそれぞれがスペシャリストという環境です。朝ラジオ体操したり、社内でバナナを売る人がいたり、ランチを30分で食べて30分でコード書くランチハックが開催されたりと、いろいろおもしろい会社です。グノシーのアプリ改善、新サービス開発に興味がある方に来てほしいです。

(イベント会場提供:Sansan株式会社

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