「人を軸にした新産業創出エコシステムをつくる」というミッションのもと、スタートアップ企業の人材採用事業を軸として、人材育成、投資事業などを展開するスローガン株式会社。創業から9年を迎え、さらなる事業拡大に伴い、積極的に採用活動を行っています。
前回 の、ご転職に成功された佐治和弘さん(写真左)と担当エージェントを務めた松木のインタビューに続き、採用を担当された開発部門のグループマネージャー・黒田悠介さん(写真右)、エンジニアの小滝大輔さんにお話をうかがいました。
現在スローガンさんに在籍するエンジニアは、全部で何人くらいいらっしゃるのですか?
小滝:
全体では約40人程度ですが、実はエンジニアで社員としてフルコミットしているのは私1人でした。
社内体制が変わったこともありますが、佐治さんがジョインしてから私と2人でメインとなり、インターンシップの学生やフリーランスのエンジニアとともにプロジェクトごとにチームを組む、という構成になったのです。実は私も半年ほど前に入ったばかりです。
2015年4月には新卒のエンジニアが2名入るので、チームとしてできることも大分広く深くなってくるかと思います。
フルコミットメンバーが1人だったのですね! 驚きました。今後は中途採用も強化していくということですが、採用の際は候補者さんのどういったところを評価しますか?
小滝:
弊社では、エンジニアといっても特殊な働き方をします。というのは、開発だけをやっていけば良いのではなく、例えばエンジニアを志望する学生の就職支援、勉強会の講師など、事業全体に幅広く関わってもらう必要があるからです。
そのため、開発業務だけに集中したいという人よりは、ビジネスの前線に立って働きたいという方にぜひ来ていただきたいですね。
佐治:
私がスローガンさんへの入社を希望した理由の1つが、そのポイントでした。コードを書くだけでなく、エンドユーザーである学生、ビジネスクライアントである企業の方にも直接会えるという点がおもしろいと思ったからです。
前職では、複合機の組み込み開発などを担当しており、エンドユーザーの顔が見えない、フィードバックが得られないということが悩みでしたので、そういった方々に直接会う機会が多いのは魅力的でした。
今回、Forkwell Agent を使って採用しようと思ったきっかけは?
黒田:
もともと求人媒体の Forkwell Jobs を使って募集をかけていたのですが、Forkwell Agent の担当者にヒアリングに来ていただいて、色々相談させてもらう中で信頼できそうだなと感じ、エージェントによるサポートもお願いしました。まずは何人か紹介していただき、良い人がいれば採用できたらいいな、と。
すると、1人目に紹介いただいた佐治さんがまさに会社が求める人材にマッチしていて、「佐治さんいいよね!」となり、トントン拍子で話が進みました。
求める人物像というのは具体的にどういった方だったのでしょうか?
黒田:
技術自体を目的化せず、手段ととらえて、技術を使って何をするかを考えられる方が理想です。
また、人と接することが苦にならず、コミュニケーションがとれる人です。
弊社では、学生を対象とした基本的なプログラミングについてのセミナーを行っており、そうしたつながりの中から適性に応じて企業とのマッチングをすすめていきます。ですから、セミナー講師、学生とのコミュニケーションも円滑にできることが条件でした。
佐治さんの面接はどのように行われたのでしょうか?
佐治:
面接は全部で3回。週に1回のペースでお時間をいただきました。1回の面接で2名の担当者とそれぞれ1時間くらい話す形式でした。
といっても、聞かれた質問に答えるだけでなく、最初に私の経歴をお話ししたあとは、ざっくばらんに今後の事業展開などのお話をしていただきました。面接でお話しした方々全員がこれからやりたい事業のアイデアを持っており、それを聞いてぜひとも一緒にやりたいと感じました。
今回、Forkwell Agent を使ってよかったことは何ですか?
黒田:
求人媒体や他の人材紹介では、弊社にエンジニアとして入社することのメリットや、エンジニアとしてどう成長できるか、という点をうまく提示できていなかったように感じます。
ですので、Forkwell Jobs だけでは求職者の興味が喚起されにくかったところを、専任のエージェントが候補者に向けて、弊社の良さを翻訳して伝えていただけたことが良かったです。
佐治さんはエンジニアとしてコードが書けるだけではなく、事業にも積極的に関わってくれています。会社が求める人物像と非常にマッチ度が高く、まさにこういう人を求めていた! という感じです。
入社されてまだ半月というところですが、会社に溶け込んでいて、もうずっと前から一緒にやっているような気がしています(笑)
これからも Forkwell Agent からの紹介に期待したいですね。
嬉しいお言葉です! 佐治さんが入社されてから、お仕事の状況などはいかがですか?
小滝:
思った以上にキャッチアップが早いので助かっています。しかもエンジニアリングだけでなく、経営的な視点を持って色々なことを提案してくれます。エンジニア以外の人を巻き込んで、業務を推進していくこともできる方ですね。
具体的には、どのような?
小滝:
例えばこれまでのデータの蓄積があるのですが、内部の資料としてデータ集計・分析が不十分であるため、それを推進しようという動きがありました。そのプロジェクトに対して佐治さんがエンジニアとしてバックアップする、というように、他の部署との調整も積極的に関わってくれます。
黒田:
エンジニアの中でも新しい提案があると、さっと「自分がやります」と手を挙げることが多いのが印象的です。
佐治:
社風として、遠慮をしていたらいつまでも仕事が回ってこないように思うので、身軽な今、おもしろそうな業務には積極的に参加しています。手を挙げた以上、これからきちんと結果を出していかないといけないと思います。
佐治さんは今後の目標などありますか?
佐治:
セミナー講師やエンジニア面接、事業の提案など、守備範囲を広げていきたいですね。「必要だからこれをやる」というように、フットワークは軽く、業務範囲を広く担当できるようにしたいです。
黒田:
佐治さんは、弊社の中では社会人経験が豊富な方なので、社内の若手に対して、うちの会社が当たり前ではないということを様々な側面から教えてくれるような役割も期待しています。
これから新卒のエンジニアも入社予定なので、エンジニアのモチベーションを高める組織づくりというところでも貢献してもらいたいと考えています。
スローガンさんでは、今後もエンジニアの採用を行うとのことですが。
黒田:
採用はしていく予定ですが、売上規模、事業規模との兼ね合いもありますので、具体的にいつまでに何人、という計画があるわけではありません。むやみに人を増やすよりも質を重視して、この人と一緒に働きたい! と思える方がいたら採用する、という方針です。
エンジニアのタイプとして、こういうスキルの人が欲しい、というご希望はありますか?
小滝:
インフラが得意な人がいないので、ハードウェア周り、サーバー管理などができる人がいいですね! あと、エンジニア経験があり、これからプロジェクトマネージャーとして働きたいという方も歓迎です。
では、これから応募する方にメッセージをお願いいたします。
黒田:
弊社が掲げる「新産業創出」というビジョンは壮大ですが、そのビジョンに共感できる方、また、その実現に向けてシステム面で一歩一歩進めていってくれるような方がいれば、ぜひ応募してください!
小滝:
エンジニアには、決まったことを効率的にやっていくことが好きな人もいると思いますが、弊社では決まっていないことを考えながらやることもありますし、セミナーや面接などエンジニア業務以外のこともやるので、フットワークの軽さが必要になります。こういう部分を厭わない方を求めています。